本年も残すところあとわずかとなりました。
今年最後の内容はバージョンアップについてです。
　
2016年12月26日にEC-CUBE3 に関してバージョンアップが行われました。
ざっと確認する限りではシステムを構築する際には有難い内容ですが、一般的には余り利点は無いような感じですね。
実際には今後のアップデート時に何回分も纏めて行うのは面倒ですので都度行った方がよいのですが微妙なところです（笑）
　
まぁ、年末の締め括りとして作業をしたいと思います。
　※　ちなみに公式の手順に関してなど URL が変わったようですね。
　
　■フォルダ
　　src
　　html
　　vendor
　
　■ファイル
　　app/console
　　composer.json
　　composer.lock
　　eccube_install.php
　
ファイルの差し替えは上記となります。
個別ファイルは少ないため今回はそれほど問題ありません。
テンプレートの変更も無いため前回より簡単な感じです。
まぁ「src」「html」「vendor」をごっそり変えているので内容の変更は凄いものを感じますが（笑）
　
次にマイグレーション処理です。
こちらも特に問題は無く対象のページに移動して画面を確認します。
ここ最近作成しているプラグインも一覧で表示されています。
ちょっと、しみじみしますね。
　
これで無事にバージョンアップが完了しました。
正直なところ30分も掛からない感じですね。
今後はアップデートが非常になって行くとは思います。
今までのようにバージョンアップの依頼を受ける度にゲンナリすることもなさそうです。
そう、実ファイルを直接変更しているカスタマイズ以外であれば！！！
皆さんも簡単だからと言って「src」「html」「vendor」をカスタマイズするのはやめましょうね。
　
案外、順調に一か月毎の更新が進んでいるようです。
意外と「問題点が順調に潰れてきているのかな」というのが本音です。
　
しかし、このペースでのバージョンアップはお客様への納品を考えると少し堪えます。
せめて、ミドルバージョンが変更される程度には安定してほしいのですが・・・
　
　
ということで今年の最後の内容でした。
来年は EC-CUBE にとって健やかなる年になりますように。