今回も引き続き株式会社ロックオン社製のプラグインの確認です。
とりあえず「EC-CUBE3で2系~」と云う記載のされているプラグインは紹介が終わりました。
記載されていないだけで2系の頃からの移行機能として「ポイント機能」や「レビュー機能」もあります。
残りのプラグインについて順番に悩みますがランダムで紹介を続けたいと思います。
と云うことで今回の紹介は以下のプラグインです。
「カテゴリコンテンツプラグイン」
2系には無かった新機能です。
とは云え2系の頃から結構な頻度でご要望頂いている機能ではあります。
その点を考えると非常に需要のあるプラグインです。
また、利用頻度の問題とは異なるのですが、該当プラグインはプラグイン開発の当初より発表されています。
たしか3系のプラグインに関しての解説が該当プラグインにて行われていたかと思います。
それらのことを考えると個人的には一番なじみのあるプラグインですね(笑)
と云うことで早速「カテゴリコンテンツプラグイン」をインストールしてみましょう。
プラグイン一覧画面には「CategoryContent」というプラグイン名で表示されています。
特に難しい設定は無く有効にすることで初期設定は完了です。
続いて運用についてです。
「カテゴリコンテンツプラグイン」は導入しても管理画面のメニューは変更されません。
「管理画面 > 商品管理 > カテゴリ登録」
上記の管理画面にてカテゴリ情報の詳細追加と云う形でカテゴリ用コンテンツを追加します。
入力文字数は4000文字程度を想定されているようですね。
特に変更する必要はないかと思いますが変更するときは以下のファイルを変更して下さい。
<インストールディレクトリ>/app/Plugin/CategoryContent/Resource/config/constant.yml
category_text_area_len: 4000
上記の部分の数字を設定したい文字数に変更することで対応可能です。
カテゴリコンテンツの登録は非常に簡単です。
通常のカテゴリ項目の登録・変更を行う際に、カテゴリ名を入力する欄があります。
コンテンツ入力欄はカテゴリ名入力欄の下に表示されます。
コンテンツ入力欄にはHTMLタグの入力も可能となっているので、画像なども対応することが出来ます。
コンテンツを入力後は「カテゴリ作成」ボタンをクリックすれば完了です。
なお、編集の場合でも「カテゴリ作成」ボタンをクリックすることになるので少し戸惑います。
まぁ、プラグインの仕様ではなく本体仕様のため致し方ないところではあります(笑)
最後に公開画面:商品一覧ページの表示状況確認です。
表示位置に関しては公開画面の商品詳細ページを対象しています。
<インストールディレクトリ>/app/template/default/Product/list.twig
※ ファイルコピーしている前提です。
標準では検索結果の内容を表示している「result_info_box」の上部に表示されます。
「**件の商品が見つかりました。」や表示件数、ソート順の変更を行う部分ですね。
実際には以下の文字列の前に差し込む形ですね。
<div id="result_info_box"
他のプラグインと同様に以下の一文を記述することで表示位置の変更も可能です。
<!--# category-content-plugin-tag #-->
まぁ、これでプラグインに関する説明は以上となります。
やっていることは正直に云うとそれほど難しいものでは無いかもしれません。
とは云え 3系 に関してはカスタマイズを行う際にはプラグイン対応は必須と云っても過言ではないと思います。
そのプラグイン開発の基礎となったプラグインでもあり個人的にはこのプラグインの話になるとテンションが上がってしまいます。
と云うことで今回はここまでとさせて頂きます。